この記事は ギルドワークスのアドベントカレンダーの1日目 です。
要約
・ギルドワークスは価値探索、現場コーチだけでなく、アジャイル開発も数多くやっています。
・ギルドワークスの開発チームはギルドワークスの社員とギルドメンバーで成り立っています。
ギルドワークスの事業内容
ギルドワークスの事業内容 は価値探索、開発、UIデザイン、現場コーチといろいろです。
代表である市谷の著書「 カイゼン・ジャーニー 」やギルドワークスのミッションでもある「 正しいものを正しくつくる 」のこともあり(ありがたいお話です)、価値探索を中心とした 仮説検証型アジャイル開発 に関する発信が多くなっています。
また現場コーチ(アジャイルコーチ)の事例( この事例 や この事例 など)が多いことから、アジャイルコーチが何人かいる会社と思われていることもあります。
しかし、 正しいものを探す 価値探索、 正しいものを正しくつくる現場を増やす 現場コーチ以外に、 正しくつくる を支える開発も数多くやっています。
ギルドワークスの開発チームの作り方
GuildHub のような自社プロダクトも作っていますが、多くはクライアントとその先にいる利用者のためのプロダクトを作っています。
ギルドワークスのチームは社員以外にギルドメンバーと呼ぶ仲間と共に取り組んでいます。フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、デザイナーなど様々なスキルを持ったギルドメンバーと取り組むプロダクトや解決したい課題に適したチームを適時作るという形を取っています。

ギルドメンバーの多くはフリーランスであり、中には正社員として働きながら複業として携わっている方もいます。また基本的にはリモートワークのためコミュニケーションや同期タイミングなどいろいろな工夫をしています。
そのあたりの工夫の一端はこちらのスライドで紹介されています。
ギルドメンバーとOneTeamとなり、どのような課題に取り組むのか、そのために作るプロダクトはどのようなもので、どのような機能を備えている必要があるか、そしてそれをどのように作っていけばいいのかといった様々なことを話し合いながら進めていきます。
ギルドワークスの開発のリズム
開発のリズムは1週間のイテレーション開発がほとんどです。イテレーションの初めにそのイテレーションのゴールとスコープを決めて、イテレーションの終わりに顧客にデモ(顧客定例と呼ぶことが多いです)をしてフィードバックを得るというリズムです。
この顧客定例にはギルドメンバーも(オンラインがほとんどですが)参加し、フィードバックを受け止め、どういう機能にするのが良いかをクライアントと共に議論することもあります。
またプロジェクトの大事なタイミングでは1つのところに集まり、時には泊まりで合宿を行い、チームビルディングや共通認識の醸成などを高める活動もしています。こうすることでプロジェクトの推進力を高め続けることができています。余談ですが、このような合宿にはクライアントと一緒に取り組むことも多くあります。 
ギルドメンバーも書いてくれるアドベントカレンダー
そんなギルドメンバーのみなさんも例年アドベントカレンダーに登録してもらっていて、2019年にも何人かのギルドメンバーの方が書いてくれそうです。
今日からギルドワークスのアドベントカレンダーが始まりますが、価値探索や現場コーチ以外にも開発手法やエンジニアリングのこと、ギルドワークスだけでなく、共につくっているギルドメンバーの経験や視点からの話などいろいろな話が語られると思います。
ギルドワークスに興味がある方はお気軽にお声がけください
ギルドワークスと一緒にプロダクトづくりをやってみたいと思った方、また、自社のプロダクトづくりや現場のチームのことで相談したい方は お問い合わせフォーム やギルドワークスや各社員のSNSなどからお気軽にお声がけください。
この記事もどうですか?
-
ビジネスモデルキャンバスをソフトウェアにするための開発
堤さん、飯野さんから「ビジネスモデルキャンバスを中心においたグループウェアをつくる」と聞いたとき、そのチャレンジに高揚感を覚えました。 いよいよそれを作るのか!と士気が高まる一方、どんなカタチにすれば良いのか必ず頭を悩ますだろう!とさっそく…
-
関係の質を上げるスモールトーク
この記事は、 ギルドワークス アドベントカレンダー の4日目の記事です。 今回は、スモールトーク(雑談)の紹介をします。 なにそれ? 毎週日曜日の朝1時間程度の市谷と私の2人のオンラインミーティングです。 この「スモールトーク」の名付け親は…
-
価値を見定めるための実験としての「価値探索」とは
ギルドワークス市谷です。 新しい事業、あるいはそれを実現する新しいサービスを立ち上げる。企業においてであれば経営企画部や新規事業創出室といった組織の一員として、あるいはその上席者としてこのミッションに取り組むにあたり、どのようなアプローチが…