産業技術大学院大学 2017年度履修証明プログラム『人間中心デザイン』の「UXデザイン演習」講義を佐々木が担当します

#お知らせ

産業技術大学院大学で開講されている2017年度の履修証明プログラム「人間中心デザイン」の「UXデザイン演習」講義を、ギルドワークスの佐々木が担当します。

### プログラムの紹介

### 概説
本プログラムは、社会人向けで、体系的なUXデザイン知識の習得を目的としています。
プログラムの開講は2017年10月から2018年3月までです。

#### 履修証明プログラム「人間中心デザイン」のねらい

本プログラムは、「高いユーザビリティ、よりよいユーザ体験(UX)を提供するものづくり」を実践するための、人間中心設計の諸理論並びに関連分野の知識の習得と、企画・デザインを行う具体的な手法及び技法の習得を目的としています。
特に、現在産業界を中心に用いられている、人間中心デザインの諸手法の修得に力点を置いています。人間中心デザインのための発想法からコンセプトデザイン手法、またそれらコンセプトを検証する方法やユーザビリティ評価法まで、一貫した内容を体系的に、演習を通して実践的に学ぶことができます。

(Webサイトより引用:https://aiit.ac.jp/certification_program/hcd/ )

### 佐々木の担当科目

佐々木が担当する「UXデザイン演習」は、2018年1月13日、1月20日、2月9日、2月10日の合計4日間の講義が予定されています。
本講義では、以下の内容を予定しています。

本演習では、新しいユーザー体験を提供するサービスの企画立案を目的にした、仮説の立案・アイデア発想・検証のプロセスを、演習を通して学ぶ。この演習では、先行する「ユーザー調査・分析」の演習と連動することを予定しており、ユーザー調査・分析で作成したペルソナ及びジャーニーマップ(AS-IS)を用いて行う。

特に、顧客開発/リーン・スタートアップで言われる“Problem-Solution-Fit”を、ユーザー評価の過程を通して検証することに主眼を置くとともに、ユーザーモデルに基づいて創出されたアイデアから、ユーザーの体験へと展開し、その体験を視覚化する過程の理解も重視する。そのため、例えばサービスを実現する Web サイトやスマートフォンの画面デザインなど Product の妥当性を検証できるまでの段階には踏み込まない予定である。あくまで、ユーザー起点で事業やサービスの企画を立案し検証を繰り返す過程について扱い、仮説検証型アジャイル開発に基づいたプロセスを体験する。

この演習は、UX デザインプロセスの「アイデアの発想とコンセプトの作成」「実現するユーザー体験と利用文脈の可視化」を中心に「プロトタイプの反復による製品・サービスの詳細化」の最初の部分までが対象となる。
それぞれの作業は時間を限定して進めるので、各作業がグループで円滑に行えるよう、ファシリテーターを配置するなど、ワークショップ型開発におけるチーム運営のスキルについても留意する。

履修証明プログラム「人間中心デザイン」 https://aiit.ac.jp/certification_program/hcd/