この記事は、 ギルドワークス アドベントカレンダー の16日目の記事です。
今回は、ふりかえりの技法「タイムライン」について、お話しをしたいと思います。
おはなしたいコト
私事ですが、前職では開発現場の人たちとの関わり合いを考える中で「アジャイルの文化」に触れる機会に恵まれました。その精神の素晴らしさ・現場で活用されてきたプラクティスの数々は魅力的で、企画職の現場にも取り入れたいと強く思うようになりました。ギルドワークスにjoinしてからは、主にクライアントの企画職を支援する立場で、アジャイルの精神やプラクティスを積極的に取り入れています。
今回は、そんな私の活動を支えてくれているツールの中で、最も活躍してくれているふりかえりの技法「タイムライン」に感謝の気持ちを込めて、「タイムラインを使っていこう!」というお話をしたいと思います。
タイムラインって何だろう?
タイムラインは、ふりかえりの技法の1つです。場を設定する→データを収集する→アイディアを出す→何をするか決める→ふりかえりを終了する…といった一連のふりかえりの中で、タイムラインは「データを収集する」場面で利用するアクティビティです。
私は普段、現場のふりかえりとしてKPTを活用していますが、タイムラインはKPTよりも長期間をふりかえってデータとして収集する際に適しています。
やり方はシンプルです。
・模造紙やホワイトボードに、時間を表す線を一本書く
・プロジェクトのあのとき、あの場面で、何をしたか、何があったかを、出来事として付箋に書く
・書いた出来事を時系列に並べていく
シンプルですよね?
感情もデータ化してみよう
タイムラインに出来事を並べたあとは、感情をデータ化するために、以下のようなアクションを行う場合もあります。
・出来事の下に、感情の曲線を描いていく
・出来事の付箋に対してドット投票を行い、話したい内容を見つける
・印象に残った出来事の感情を付箋に書き、出来事の下に貼っていく
感情をデータ化したふりかえりは、パワフルなものになりやすいです。
模造紙とサインペン、もしくは、ホワイトボードとマーカーがあれば、はじめることができますので、ぜひ、やってみましょう!
※いずれの場合も、出来事を書くのに付箋を用意すると便利です。
私なりのコツ
説明が長くなるため割愛しますが、データに対する理解の浅さは、ふりかえりの後工程に大きく影響します。初めてタイムラインを実施される場合は、通常タイムラインで準備する時間よりも1.5倍~2倍程度の時間を設けることをおすすめします。
※タイムライン前後のアクティビティを知りたい方は、書籍「アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き」を参考にされるとよいでしょう。
思いが溢れかえっていますので、後半を12/23に公開します。
よかったら読んでやってください。
この記事もどうですか?
-
要約力を高めるために必要な2つのこと
要約力、重要 何かを誰かに伝えるために、内容を要約するというのは基本的なことですがとても大事なことです。「要約力重要!」というのは、増田もかねてから発信していることであります ( ドメイン駆動設計の基本を理解する )。ギルドワークス内でも、…
-
JP_Stripes Tokyo Vol.5のLT枠で登壇してきました ~ Stripeを1年使ってみて思ったこと ~
この記事は、 ギルドワークス アドベントカレンダー の14日目の記事です。 12月14日に行われた JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ) Tokyo Vol. 5 — 拡がるStripeの使い方 のイベントに…
-
普段の作業を少し楽にするコマンドラインツール
この記事は、 ギルドワークスアドベントカレンダー の記事です。 突然ですが、 プログラマの三大美徳 を皆さんご存知でしょうか? 怠惰・短気・傲慢 という、普通だと美徳ではいえないような性質を指します。その心は、ちょっとでも無駄な作業をなくし…