普段の作業を少し楽にするコマンドラインツール

この記事は、 ギルドワークスアドベントカレンダー の記事です。

突然ですが、 プログラマの三大美徳 を皆さんご存知でしょうか?

怠惰・短気・傲慢 という、普通だと美徳ではいえないような性質を指します。その心は、ちょっとでも無駄な作業をなくし、本当に生産的なことだけをやっていきたい、というプログラマとして持つべき心構えを指しているわけですね。

さて、そんなわけで、プログラマたるもの、いろんなものを自動化・省力化していくべきです。そのためには、やはりGUIではなく CUI(コマンドライン) で行うことが重要になってきます。再利用しやすいパーツとして組みやすいのは、やはりコマンドラインですからね。

というわけでコマンドラインで作業することは多いのですが、ここでは私前川がよく使っているコマンドラインツールを、いくつか紹介してみます。

どれも導入しやすいものばかりなので、是非試してもらえればと思います。

sourcetree コマンドラインツール

まずは、 Sourcetree のコマンドラインツールです。これあまり知られていないのですが、 stree というコマンドで、カレントディレクトリをSourcetreeで開いてくれるものです。

基本的にはgitの操作はコマンドラインで行うのですが、logを見たり差分を見やすく確認するときには、このコマンドを使うと非常に便利です。

なんだかんだで、1日一番多く叩いているかもしれません。

インストール方法

sourcetree のメニューから、インストールするのが一番楽です。

github CLI ツール

Github にもCLIツールがあります。

これをインストールしておくと、コマンドラインから今いるrepositoryのURLを開いたり、プルリクエストを発行したりできます。特に便利なのが、今いるgitのレポジトリをgithub上で開く brows コマンドで、プルリクエストとコードを行ったり来たりする時に重宝します。

インストール方法

homebrewですぐにはいります!

brew install hub

thefuckコマンド

最後に theFuck コマンドです。これは、コマンドの打ち間違えを自動で修正してくれるツールです。

百聞は一見にしかず。公式の以下の動画を御覧ください。

上記のように、

  • コマンドを間違える
  • fuck とタイプする
  • 自動で修正されたコマンドが実行される

というような流れで、思わず fuck とつぶやきたくなるような細かいミスをした時に、それをそのままタイプすれば、自動で修正を行ってくれるというすぐれものです。

コマンドの打ち間違い、ブランチ名の間違い、sudoの付け忘れなど、ありがちなミスは本当に自動で修正してくれます。

ちょっとぎょっとするツール名ですが、使い慣れると手放せなくなる面白いツールなので、おすすめです。

インストール方法

homebrewですぐにはいります!

brew install thefuck

終わりに

今回は、導入の敷居も低い簡単なツールを3つ紹介しました。他にも色々、便利なツールは探せばたくさんあります。

大切なのは、 面倒くさいと思うこと 、そして、思った以上に その面倒くさいことは既に解決されているということ を心に留めて、その面倒くさいを解消するよう、まずはActionを起こしましょう!

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