これは ギルドワークス Advent Calendar 2019 16日目の記事となります。
プロダクトをつくる過程では、たくさんの議論や検討を重ねていきますが、関係者が多くなると、コミュニケーションのコストやリードタイムは大きくなり、一方で、質は悪くなりがちです。
みんなで考えた方が、早く良い結論を見つけられる
関係者が多い場合に、よくとられるコミュニケーション方法として、段階を設けるというものがあります。例えば、まずは開発チームで話し合って、開発マネージャーが確認し、法務や経理のレビューを受けてビジネスオーナーの承認をえて、営業に共有するといった具合です。 
これは、一見、関係者を絞って効率よくコミュニケーションをしているように思えるのですが、不確実なことが多いプロダクト開発の現場では合わないことが多いです。
というのも、違った観点での意見が、異なるタイミングで出るので、何度も意見を伝えなおしたり、何度も案を考え直したりすることになります。すると、伝えるときに内容が欠けたり、歪んで伝わったりします。また、ミーティングを重ねるうちに、あっという間に1週間や1ヶ月といった時間が経ちます。そして、やっと至った結論も継ぎ接ぎや誤解だらけのものになってしまうのです。

不確実なテーマに対しては、関係者みんなで集まって考えるのがよいです。観点をあげきって、それらを踏まえての解決案を関係者みんなの知恵をしぼって考え出すのです。

しっかり発散して、議題にみんなで挑もう
多くの関係者を交えてコミュニケーションをとるときには、コツがいります。意識しないと議論が不十分になったり、結論に至らなかったり、結論に対する理解が全然そろっていなかったりします。
私は、議論を発散させきった上で、収束に向けて「議題 対 みんな」という構図をつくり、空中戦にならないように書き出して理解をそろえていくというふうにしています。
関係者が多くなるとやりがちなのが、多くの観点が挙がってくるので収拾がつかなくなることを懸念して、議論の収束をはやまってしまうことです。そうすると、後々、「実はこんなことも考えないといけなかった」ということがポロポロとでてきてしまいます。そうならないように、むしろ「他に気になることはないですか」と全て発散させきることが大切です。
発散させきるには考える時間が必要だったり、次の収束に向けるために調査や検討が必要な場合もあるので、関係者が集まる前にチャットなどで事前に発散させておくのもよいです。
また、込み入った議論ほど白熱するものなので、注意が必用です。「人対人」ではなく、「議題対みんな」といった構図になるよう工夫が必用です。ホワイトボードや画面共有で議題を書き出して向き合うことで、物理的にも意識的にも「議題対みんな」という状態をつくれます。
そのまま、議論の経緯や結論を書き出しながら進めていくことで、理解をそろえていくということにもなります。

まとめ
・不確実なプロダクト開発の現場では、みんなで考えた方が早く良い結論に至りやすい
・みんなで考える時は、しっかり発散/「議題対みんな」/理解をそろえる、を心がけよう
関係者が多いときこそ、みんなで考えてみましょう。
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