ユーザーインタビューのスタイルを学べる、かもしれないテレビ番組3選

ギルドワークスの佐々木です。

はじめに

ユーザーエクスペリエンスデザインや仮説検証を進めていこうというチームが増えてきています。
そんな中、インタビューをやったことがない、インタビューをどう進めていいか分からない、といった声をよく聞きます。
参考図書としては、「 マーケティング/商品企画のための ユーザーインタビューの教科書 」をオススメすることが多いですが、今回はテレビ番組から学ぶインタビュースタイル、という観点でいくつか紹介したいと思います。

1.サワコの朝

https://www.mbs.jp/sawako/
土曜朝にやっている、阿川佐和子さんとゲストの対談番組です。
阿川さんの、話の掘り下げ方、相づちの打ち方や種類など、基本的なスタイルが参考になります。
その他、恒例として、オープニングでゲストに椅子を選んでもらっているのですが、それらも場作りの一種として参考になります。

よく実施する、半構造化インタビューの参考になると思います。

2.ねほりんぱほりん

http://www4.nhk.or.jp/nehorin/
顔出しできないような方をゲストに、司会の山里亮太とYOUがモグラ、ゲストがブタに扮して、人形劇スタイルで進む対談番組です。
まず、自分の知る世界がいかに狭いかを知るキッカケになります。
また、見せ方として、一度収録した事実を、どのように見せるか、という観点でも多いに参考になります。

インタビューの結果をどう見せるかの参考になると思います。

3.鶴瓶の家族に乾杯

http://www4.nhk.or.jp/kanpai/
ゲストと鶴瓶さんが地方都市に行き、そこに住む人に「ぶっつけ本番」で話を聞くことによって進行するバラエティです。
鶴瓶さんの機転、アドリブ、運の手繰り寄せ方がすごいです。
非構造化インタビュー、相手の引き出し方の参考になると思います。

まとめ

以上、インタビューの参考になるかもしれない、テレビ番組3選でした。
仮説検証やユーザーエクスペリエンスデザインの基本スキルとして、インタビューは欠かせないものだと思います。様々参考にしながらスキルを向上できるといいですね。

Photo credit: boellstiftung on Visualhunt.com / CC BY-SA

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