大阪で『「正しいものを正しくつくる」とは何か』を開催しました

#イベント

### 『「正しいものを正しくつくる」とは何か』を大阪で開催!

「正しいものを正しくつくる」をミッションとして掲げ、2014年4月から活動してきたギルドワークス。これまでの前例や流れに捕らわれることなく、あるべき姿を追い求める(=越境する)活動を継続してきました。

今回は大阪で「正しいものを正しくつくる」真の姿とはどんなものなのか、様々な現場で先頭に立って取り組み続けるギルドワークスに加えて、ここ大阪の地で越境の先頭に立つハート・オーガナイゼーションの金内様をお招きして語っていただきました。

オープニング

### 「e-casebook」 の正しいものを正しくつくる事例

株式会社ハート・オーガナイゼーション・金内 哲也 様/ギルドワークス・中村 洋


ハート・オーガナイゼーションの金内様より、e-casebookの開発チームに対して現場コーチを導入したきっかけ、導入中の進め方、社内の変化や成果などについてお話いただきました。その後、中村が「正しいものを正しくつくる」ための現場を増やす取り組みを進める現場コーチの立場から、現場に入る時の考え方、現場コーチが適合する現場、適合しづらい現場などについて紹介しました。

最後は、金内様と中村の発表内容に関する質疑応答が行われ、会場からの質問や疑問について回答しました。多くの方が手を挙げて質問し、二人は丁寧に答えて、時間いっぱいまで質疑応答が続き、大変盛り上がりました。

### 「ポレット」 の正しいものを正しくつくる事例

ギルドワークス・市谷 聡啓


続いて市谷がポレット様の新規サービス開発時の経験を『鉄壁の中のアジャイル』と題しお話しました。

アジャイル開発を効果的、効率的に進めるために考案した手法「プロダクトの背骨を通すこと」や「外堀防衛作戦」などをテーマにお話しました。バッファの積み方やその取り崩し方、先回りによるリスク回避と線表で攻めのスプリント開発を護衛するスタイルなど、「最後まで自分たちを見失わないチーム」であるための取り組みが披露されました。

また、質疑応答では海外スタッフのリモート参加の効果など、さまざまな内容の質問がありました。

### 「正しいものを正しくつくる」に向けてのふりかえり

参加者の皆様にセッションを通じてわかったこと、現場でやってみようと思ったこと、またそれについて難しいと感じていることなどをふりかえってもらい、グループで話し合ってもらいました。

アジャイル開発の導入はもちろんのこと、参加者一人ひとりの組織、チームなどそれぞれの現場1つ1つに存在する「正しいものを正しくつくる」とはどんなものか?参加した一人ひとりにとって、今日話された内容をよりリアルに感じる瞬間となりました。

### 終わりに/新サービスの紹介

ギルドワークス 市谷 聡啓&中村 洋


最後にギルドワークス・市谷から2つの新サービスの紹介がありました。ひとつ目の「いきなり最強チーム」は社内の内製チームに最強の助っ人軍団を送り込み、短期間でサービスを担える自立したチームに育てるというもの。もうひとつの「仮説検証型アジャイル開発」は正しい事業仮説を立てて検証しながら開発を進めることで、「正しくないものをつくらない」ように開発を進めていくスタイルです。
その後、中村から「正しいものを正しくつくる」をみんなで考えていくワーキンググループのイベントプロジェクトの全体像をみんなで考える「インセプションデッキ」の紹介が行われました。

### イベントを終えて

終了後も、多くの参加者がふりかえりの続きをしたり、それぞれの現状や想い、課題などについて語り合っていました。ギルドワークスはクライアント様が「正しいものを正しくつくる」ために、さらにはより良い製品を作り出すために、開発現場の取り組みをサポートしてまいります。

「いきなり最強チーム」や「仮説検証型アジャイル開発」、「現場コーチ」といったことに関するご相談などはお気軽にお問い合わせいただければと思います。