正しく「つたえる」UIデザイン
どんなに素晴らしいウェブサービスやアプリでも、UIデザインがその価値をユーザーに正しく「つたえる」ものでなければ使われつづけるものにはなりません。
UIデザインは、アプリケーションにおいては利用者であるユーザーとのタッチポイントのみならず、サービス提供者とユーザーとのコミュニケーションの場そのものでもあります。
コミュニケーションの場においては、情報が適切なタイミングで適切な状態でユーザーにつたわること、サービスのコンセプトや価値がユーザーに理解されることが重要になってきます。
このコミュニケーションを繰り返すことで、アプリケーションはユーザーとの長期的な関係を築くことができるのです。
ギルドワークスでは、このタッチポイントとしてのユーザーインターフェースに注目し、人間中心設計(HCD)のプロセスにのっとり、情報設計やサービスデザインの手法をまじえてUIデザインを行います。
また、内製のデザインチームでこれらを実践しようとしても、知識のみにとどまっていたり、知見や実践がまだ足りないなどの課題も散見されます。
そんな時には、メンターとしてどのようにユーザーインターフェースを設計し、コミュニケーションのひとつとしてデザインをとらえていくべきか、実践を通してお伝えすることも可能です。
ビジュアルデザインも含むブランディング
ギルドワークスでは、情報を正しくつたえるユーザーインターフェースの設計だけではなく、ビジュアルデザインにも注力しています。
ビジュアルデザインは「好き・嫌い」に左右されるものと思われがちですが、そのサービスまたは事業者がどのようなコンセプトをもっているのか視覚的に、直截的に伝えるものです。
全体のプロダクト戦略、あるいは事業戦略とも関わるため、ブランディングとして位置づけて、このコンセプトメイキングも行っています。
「動くもの」としてのデザインを
UIデザインはエディトリアルデザインとは異なり、アプリケーションと連携して動くことに最大の意味があります。
ギルドワークスでは、UIデザインとアプリケーション開発を同じプロジェクトチームで行います。デザイナーもアプリケーションを、エンジニアもUIデザインを自分たちの専門領域としてとらえてひとつのサービス、ひとつのプロダクトを生み出すために協業しています。
プロダクトの成長にあわせて成長するUIデザイン
プロダクトは常に変化します。事業環境が変わったり、企画が大きく方向転換したり、ユーザーへ提供する価値は変わらないにしても、そのアプローチ方法はひとつではありません。
UIデザインはユーザーとのコミュニケーションのひとつです。こうした変化に順応しながら、望ましいコミュニケーションを実現していきます。
ユーザーを知るために、アクセス解析やアンケートなどはもちろんですが、ギルドワークスではユーザーインタビューを重視しています。
実際のユーザーや、想定ユーザーと近しいセグメントの方々の利用シーンを観察し、インタビューによって深掘り、検証と評価し新たなインターフェースを提案するというプロセスによって、よりふさわしいUIデザインをつくりつづけています。